情報、方法、サービス、時間

いま時代の変わり目にいることを、肌で感じている方は多いのではないかと思います。コロナや戦争それに伴う生活の変化があり、人々の価値観は大きく変わりました。さらに私は30代半ばに入り、体調面も考え方もこれまでとほんの少し違って、立ち止まることも増えて来ました。

そんな中でホームページ制作やキャッチコピーの作成など、突き詰めてみれば扱っているのは情報です。色々考えてみると、これからの時代はこれらの情報に価値が置かれる時代なのだと思いました。情報だけではなく、見出しに書いたように方法、それから何かをしてあげて対価を得るサービス、とりわけ時間の価値がぐいっと上がりそうなサービスです。そこも突き詰めると、価値のある情報、ハウツー(方法)が今よりももっと売れる時代になりましたね。

例えばインターネットのない時代は、個人は本屋やテレビなどで情報を仕入れるのが一般的でした。情報を買うなんて、秘密のやり取りをしているようでなんとなく敷居が高かったように思います。それが個人で、もっともっと身近で行われる時代になりました。

インターネットが、情報が商品やサービスの一部になる時代を作り出した

これまで、例えば化粧品ならデパートなどのコスメ売り場が、家具ならば家具工場から、アクセサリーならば大量に仕入れた業者が小売店に販売して、と大きなところから小さなところへ降ろすという仕組みで成り立っていました。

という役割は企業に充てられることが当然でしたが、インターネットが普及しオンラインでも活躍の場が広がったことから、一個人がそれらを簡単に担う事が出来るようになりました。でもきっと、ただオンライン上にお店を作るだけでは売れません。「とある化粧品を使ってのメイク方法をオンラインで紹介し、情報発信しながら売る」「家具職人が個人で作った作品を、個人的な思い入れを持ってオンラインで発信する」など、もっと個性を前面に広げながら情報を発信すると、情報を含めての商品になると思います。