キャッチコピーを考える時

このサービスはほぼ私一人で回していますので、もちろん行き詰る時ももちろんあります。先週キャッチコピー作成を1件頂きまして、やっと今日お客様に納品することが出来ました。今回は少し時間がかかりました。でも品質は自分でしっかり満足出来ています。

キャッチコピーを考える時の私、正直言って傍から見たら不思議だと思います。仕事部屋の中をうろうろうろうろして、ぐるぐる歩いていますから。部屋の中に留まらず今回は、仕事部屋の扉を開けてリビングルームまで距離を伸ばしました(笑)お客様がキャッチコピーに入れたいワードや、私がいいと思ったワードを頭の中でず~っとず~っと唱えています。「甘い、甘い、甘い、甘い」「スイート、スイート、スイート」みたいな感じです。短い距離でぐるぐる回り過ぎると気持ちが悪くなるので、三半規管弱い方は真似しないでくださいね。

散歩するときもそんな感じで、キャッチコピーやアイディアを降ろしていることが多いので、きっとあっちの世界の人間が虚ろな顔して歩いていると思われているでしょう…。でも「これだ!」と思うキャッチコピーが出来上がった時の高揚感が堪りません。このコピーと、お客様の商品とがぴったりと上手く融合して多くの方をビビッと魅了したらと思います。

アイディアを降ろす

私が忙しい時にたまにロゴ制作をお願いしているイラストレーターさんは、神社へ行ったときにアイディアが降りてくる場合が多いそうです。他の作家さんやアーティストの方など、インスピレーションやデザインをお仕事にしている方はどのような時が多いでしょうか?私は歩いている時によくアイディアが浮かびます。それも早朝、世の中の空気が静まり返っている時間帯が可能性が高いです。あとキャッチコピーに関してだけはカフェでメモとペンを持って作ることもあるので、その時ピンと来る場合も多いです。

何年も前ですがバラエティー番組を見た時、歌手の方がゲストだったんですけど、お酒を飲んで酔った状態で作曲をすると仰っていました。それもなんとなく分かります。私は飲むと忘れちゃう方なので、メモしないといけません。

アイディアが浮かばないなら仕方ないと、思いっきりお仕事モードをオフにするのもいいですよね。そしたらまた、何か見えてくるはず…。アイディアは頭の中でイメージとしてぼやけた形で靄があり、その靄の形を変えないで言語化することでこの世に降ろす作業だと思います。